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生活百科


【医療事情】 アメリカ

旅行者が利用することが多い救急施設などをスムースに利用するために、アメリカの医療制度をしっかり理解しておきましょう。

制度の概要
アメリカにおける公的医療保険は65歳以上の人と重度障害者等を対象としたメディケアがあり、また公的扶助制度として、低所得者を対象としたメディケイドがあります。但し、加入者は少数となっているので、一般には民間の医療保険に加入しています。外国人の場合、永住権取得者の場合には企業・団体が提供する民間医療・健康保険やメディケアに加入することもできます。ロングステイ観光客、駐在員の場合には当地の医療保険制度に加入することはできません。留学生の場合には各大学が提供する保険(STUDENT HEALTH INSURANCE PROGRAM)などに授業登録時に加入することができます。その他、アメリカの医療制度の特徴は、医薬分業と医療サービスの細分化が進んでいることです。医療サービスは4つ(施設使用、診療・看護、救急車・医療機器の提供、医薬品)に分かれています。また医療費が高いことから予防、早期発見、治療のためのホームドクター制がとられています。ホームドクターを持たない外国人等は病院に直接かかることができるようになっています。


ワンポイントアドバイス

アメリカはあらゆる人種が集まり、それぞれの宗教や文化的背景が複雑に絡み合っている多民族国家ですので、人種・宗教などを話題にするのは避けた方が良いです。犯罪については、全般的に空港やバスターミナル、ホテルなどでの盗難が多いのが現状で、大都市ではスリや強盗が日常茶飯事となっています。従って、夜間はもちろんのこと日中でも注意が必要です。地下鉄のトイレは危険なので絶対に利用せず、デパート・ホテル・大きなビルの中のトイレを利用すると良いでしょう。水道水は地域によっては飲めますがミネラルウォーターが無難です。50,000米ドル以上の持ち込み・持ち出しには申告が必要です。またホテル・レストラン・電車・バスなど禁煙エリアが多いので喫煙者は注意が必要です。

ニューヨーク
ニューヨークはアメリカ最大の麻薬犯罪都市とも言われており、特に夜間は麻薬の売人が暗躍し非常に危険になります。殺人事件も多発しており、特定の危険地域には近づかないようにしましょう。

ロサンゼルス
ロサンゼルスでは日本人留学生がカージャックに遭い殺害されるなど、比較的安全と思われる地域でも夜間の行動には注意が必要です。また、置き引きやスリの被害に遭う日本人も後をたちません。被害の多発している場所は空港、ホテルのロビー、観光地、ダウンタウンです。

ホノルル
アメリカ本土と比較すると殺人・強盗などの凶悪犯罪の発生件数は少ないのですが、観光客を狙った窃盗は増加しています。衛生状態は極めて良く、水道水は良質で安心して飲用することができます。食品検査も厳重で、商店で購入する生鮮食料品も衛生上問題ありません。


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お困り百科


ニューヨーク滞在中、病気になってしまったら・・

緊急及び通常診療時間外
各医療センターに設置されている救急外来を直接受診することになります。電話番号911で救急車を呼べますが、この場合搬入先の指定は出来ません。また救急車はすべて有料で300ドルほど費用を請求されます。行き先を指定するには、タクシーを使って自力で行くか、希望先の医療機関の救急車を呼び搬入してもらうことになります。なお、当地の救急外来は、医療費支払い能力のない患者が受診できる唯一の医療機関でもあります。重症患者の診察が優先されるため、生命に危険がないと判断された場合は数時間あるいは半日以上も待たされることもあります。

診療時間内(平日9-16時)
ニューヨーク市、主にマンハッタン区では、日本人医師又は日本語で対応してくれる種々の診療機関があり、日本人向け案内書にも多数掲載されています。この中より希望する専門科医を選び、電話で予約してから受診します。米国では、救急外来を除き予約受診が原則であり、医療費支払いの保証がないと予約は受け付けてもらえません。

注意したいこと
米国、特にニューヨークの医療費は非常に高額です。このような高額医療費に対しては、十分な補償額の海外旅行保険等に加入して備えておく必要があるでしょう。またライム病、ウエストナイル脳炎その他蚊媒介感染症、狂犬病、後天性免疫不全症候群(エイズ)、薬物中毒、腸管出血性大腸菌(EHEC)などが報告されていますので、それぞれに合わせた対応が必要です。

治療費(ニューヨーク)

治療費(ロサンゼルス)

治療費(ホノルル)

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eHoken FAQ

Q. 救急車を呼んだ場合、それにも保険が適用されますか?
A. 三井住友海上の海外旅行傷害保険なら、傷害治療費用、疾病治療費用の支払い対象となる事故や病気で救急車を呼んだ場合には、治療費用の一部として保険金の対象となります。救急車は有料で、アメリカではUS$300〜500程度かかります。
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