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7日間でタイ国内の約3,210キロを走破するアジアクロスカントリーラリー。
この国際自動車連盟公認のアジア最大の大会に今回、片山右京さんが大阪トヨタとチームを組んで初出場しました。「メッセージを持ってレースをしたい。」という右京さんは、スマトラ沖大地震の被災地復興のための慈善活動も行いました。レース後のインタビューをお届けします。
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初参戦で日本人最高成績。ラリーはどうでした?
終わったから言えるんですけど、やっぱりハードでしたね。パリダカのヨーロッパステージで少しスタックしたことくらいで、土というか泥の経験はほとんどなかったですし、それなりに恐怖でした。

マシンも急造でしたので、やはり弱いところもあって。でもチームのみんなが毎日徹夜でね、先回りして部材を調達して溶接機も借りてきてくれて、どんどんクルマが強くなっていく。ぼくも徐々にコースに慣れていきました。だから、尻上がりに速くなっていきましたね。
スマトラ沖大地震へのチャリティが参加のきっかけになったそうですね。
「新しい冒険に出よう、古い靴を脱ぎ捨てて」というのが、ぼくらの間では合言葉になっているんです。同じことを10年、20年続けてやっていても、本当に大事なことだったら意味があるかもしれないけれど、そこに満足していたらいけない。

今回もラリーのお話をいただいて、ちょうど地震のことがありました。いつも山登りとか、自分たちのエゴで地球の上を借りて遊ばせてもらっているようなところがあるんです。その穴埋めをしようと。それには、まず物理的にできることをしようと思うんですね。そのあたりでたまたま今回のラリーと重なったんです。
次々に新しいことにチャレンジしていきますね。
一生、挑戦し続ける、それだけです。しあわせって、お金で買えないじゃないですか。だからラリーも辛いところをみんなで突破して、その気持ちを共有したりね。人生なんて一回だけですから。大事なことは結果じゃなくて挑戦することで、がんばることは恥ずかしいことじゃないんだと。それで失敗したっていいじゃいなかと思うんです。

今回は泥でカルチャーショックを受けましたけど、落ち着け落ち着けって自分に言い聞かせて。大事なことは完走することでしたね。今までは、それが守れなかったんです。攻撃することは最大の防御と言っては失敗してましたから。

このレースでもいろいろなことがあって、またぼくを大人にしてくれましたね。それもよかったです。どこかで人間って、忍耐とか我慢を長いステージではしなくてはいけないのに、今まではできなくて迷惑をかけたりしていた。それが今回、守ることを覚えた。今回のラリーの収穫ですね。新しいことは、どんどん経験していかないといけないです。でも、ひとりじゃなんにもできないなあと。みんなの気持ちが入ってひとつの空気になるんです。
片山右京インタビュー






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